近年は小児科専門医試験に出題されない傾向にあるようですが、2019年以前の過去問ではほぼ毎年出題されていました。再度出題される可能性もあるため、受験前に確認しておくようにしましょう。
目次
どこを見れば良い?
厚生労働省の「人口動態調査」というページを見ます。
「人口動態統計月報年計(概数)の概況」というところの最新のものを確認しましょう。こちらは毎月の統計結果を合計したものなので正確な数字ではありませんが、毎年6月頃には更新されるようです。
「人口動態統計(確定数)の概況」と記載ある方が正確な数字ですが、こちらは9月にならないと更新されないようです。小児科専門医試験は9月の第1週に行われるため、こちらは試験に間に合いません。
私が専門医試験を受験した時は確定数が8月中に公開されていたのですが、変更になったようですね。出題されなくなったのはこれが原因かもしれません。
専門医試験に出題されなかったとしても、小児科医たるもの、日本国内の人口動態や出生数等は把握しておいて損はないでしょう。日本の少子化の深刻さも理解できます。
把握しておくべき数字
上記の「人口動態統計月報年計(概数)の概況」の最新版(令和4年)をクリックしたら、そこにある「結果の概要」をクリックします。こちらのPDFに記載ある数字を覚えておけば良いでしょう。
中でも過去に問われている下記の数字は覚えておきましょう。
記載している数字は【令和4年】のものです。
出生数 770747人
合計特殊出生率 1.26
出生率 人口千対 6.3
乳児死亡率 出生千対 1.8
第一子出産母体平均年齢 30.9歳
参考文献
厚生労働省. 人口動態調査“. 厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html, (2023-07-18).
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