2023年6月– date –
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核黄疸
新生児期にヘモグロビンはヘモグロビンFからヘモグロビンAに置き換わります。その時に高ビリルビン血症となり、発症しうる核黄疸。本記事では核黄疸について解説します。 【核黄疸の病期】 Praaghの核黄疸の症状Ⅰ期(発症時):筋トーヌスの低下、嗜眠傾向、... -
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Cバンド、Qバンドとは?
本記事では染色体検査(Cバンド、Qバンド)について解説します。 (小児科専門医試験で問われることはないと思います) 【Cバンド、Qバンド】 Cバンド、Qバンドは、Gバンドで正常変異が疑われた場合の確認目的などで行われる検査です。 正常変異とは、染色体の... -
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染色体検査
本記事では染色体検査(Gバンド、FISH、マイクロアレイ)について解説します。 【Gバンド】 Gバンドは最もポピュラーな染色体検査です。ギムザ染色によって染色された染色体を直接観察する方法です。 Gバンドでは、 染色体の数(トリソミー21、ターナー症候群... -
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IgA欠損症
【IgA欠損症とは】 IgA欠損症はもっとも頻度の高い原発性免疫不全症で、約10,000人に1人の頻度とされています。 血清IgA値が5mg/dL以下で他の免疫グロブリンは正常値。易感染性を呈さない症例もいますが、多くの場合には種々の程度の呼吸器感染、中耳炎、... -
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視機能の発達
【視力】 新生児期は視力0.02程度と言われています。その後、徐々に視力が上がっていき、生後1〜1.5ヶ月ぐらいで両親の顔を見つめることができ、生後2ヶ月で両親の動きを目で追うことができるようになります。 視力は生後3ヶ月で0.1、生後6ヶ月で0.2、1歳... -
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小児の睡眠障害
【発達障害との関連は?】 広汎性発達障害や注意欠陥多動性障害(ADHD)等では睡眠障害を有することが多いです。学童期になって、昼夜逆転などの主訴で外来を受診し、広汎性発達障害の診断となることもあります。 【閉塞性睡眠時無呼吸症候群】 閉塞性睡眠時... -
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SGA性低身長
在胎週数に比して小さく生まれたSGA児のうち、身長がキャッチアップせず、低身長となるSGA性低身長。本記事ではSGA性低身長について、ご紹介します。 【SGA性低身長とは】 small for gestational ageは子宮内発育不全のため、在胎週数に比して小さく生まれ... -
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脾腫
【脾腫を起こす原因】 脾腫を起こす病態として、下記の3つが挙げられます。 increased splenic function infiltration congestion ①increased splenic function 感染症・・・EBV、ネコひっかき病など 溶血性貧血・・・遺伝性球状赤血球症など 自己免疫疾患...
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